ここ7、8年ほど、ファーストステージで初戦を落としたチームが、
短期決戦でほんとに厳しいステージを突破したケースはないらしい。
それを、たった一発のホームランで吹き飛ばした4番打者、T-岡田。
役者だねえ。1点をとれば、何とかなるとオリックスファンは、お祈りモード。
もう、回も8回と押し迫り、敗色濃厚…。ここで4番が出て来るのだ。
力が入る。ツーアウト、1,2塁。ランナーが二人もいる!
ここで打てば、男になれる。ダメなら、奈落の底だ・・・。
もうやるしかない。逆転3ランホームランしかない。とにかく、
目の覚めるような、本塁打!それをぶっ放せばいい。
そう思ったか?T-岡田。
4番のプライドをかけ、ノースリーから特大ファール!
そうして、やってきた5球目。147キロのこわーい剛速球。
打った。打った。打った瞬間、右中間へのホームランとわかり、
T-岡田は、バットを高々と空へ突き上げた・・・
よかったねえ。やっと男になれたね。
だって、4番のくせに、ここまで、三回も三振ばっかり!
だらしねえよ!ほんとにダメ男だった!
それが、この画に描いたような、4番打者の逆転2ランホームラン!!
この一発で、見事に、後がないオリックスを完全に甦らせた。
ヒーローインタビューで、T-岡田は声も体も震えていたという。
良かったね。応援するよ。
posted by 悪を切る父ちゃん at 03:02| 千葉 ☁|
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